休日トラベラー

広葉樹の森を縫うように流れる大小の瀬と滝。真夏の８月ごろは、渓谷にふりそそぐ太陽が無数の筋をつくり出す光芒が現れる。夏でも平均気温が１３度と低く、清涼な空気に包まれる。滝のそばには虹が現れることも。

落差約３６ｍの雄滝と、落差約３０ｍの雌滝、ゆるやかな平滝からなる。轟音を立てて垂直に落ちる雄滝は迫力満点。

細川家ゆかりの回遊庭園。池や築山が見事に配置され、自然美と庭園美を堪能できる。

雲仙の古湯と新湯の間に広がる雲仙温泉のメインスポット。高温の温泉と噴気が激しく噴出し、まさに地獄の様相を呈している。

ほぼすべての島民がキリシタンだったという頭ヶ島。天主堂は信徒らが切り出した石を運んで積み上げ、１０年をかけて完成させた。

野崎島の小高い丘に立つレンガ造りの教会。潜伏キリシタンたちが苦難の末に建造した。

「普賢岳紅葉樹林」として国の天然記念物にも指定され、１１月初旬には紅葉の見頃を迎える。ロープウェイでの空中散歩も楽しい。

快水浴場百選、日本の渚百選や日本の水浴場８８選にも選ばれる常に優れた水質の海水浴場。美しい夕日のスポットとしても人気。

壱岐島の高さ４５ｍの玄武岩が「そっぽを向いたサル」に見えることから猿岩とよばれる。日没には夕日を眺めるサルの姿が見られる。

約４００枚もの水田が一帯に広がる壮大な棚田。田植えの時期には、玄界灘に沈む夕日に染まる水田と漆黒の島影との共演が楽しめる。