香川県（14）

５連のアーチが特徴のダム。重厚な造りは中世ヨーロッパの古城を彷彿とさせる。

天保６年（１８３５）に建築され、金丸座の名称で知られる。人力で動く舞台機構や桟敷席があり、江戸時代の歌舞伎を現代に伝える。

高松藩主が１００年以上かけて造った名庭。約７５ｈａもの広大な敷地を有し、特別名勝の庭園では国内最大の広さを誇る。

獅子のような形をした岩があることが名前の由来。夜景スポットとしても有名。

遠浅の浜の潮だまりが生み出す「天空の鏡」は、有名な南米のウユニ塩湖のよう。ＳＮＳで瞬く間に人気を集めた香川の絶景だ。干潮の風のない日の日没前後３０分が最も幻想的で美しい。カメラを低く構えて奇跡の瞬間を捉えたい。

標高４０４ｍの稲積山の頂上にあり、その眺望から「天空の鳥居」として知られる。山頂に駐車場があるが、２７０段の急な石段を上るのも一興。

江戸時代の貨幣・寛永通宝を白砂でかたどった巨大な砂絵。一度見れば「健康で長生き、お金に不自由しない」との言い伝えがある。

慶長２年（１５９７）、標高６６ｍの亀山を利用して築城。白亜の天守は現存十二城のひとつで、最上階からは瀬戸大橋が一望できる。

標高２００ｍの山腹に大小約８００枚の棚田が広がる。名水百選の「湯船の水」が流れる。

小豆島の最高峰・星ヶ城山と四方指の間に広がる渓谷で、日本三大渓谷美に数えられる。折々の自然に飾られた岩と、海の対比が美しい。