九州（121）

現在の教会は昭和９年（１９３４）に再建。尖塔に十字架をいただいた重厚なゴシック様式の建物だが、堂内は珍しい畳敷きになっている。

キリスト教解禁後、天草で最も早く造られた境界。現在の建物はフランス人宣教師ガルニエ神父が私財を投じて建てたもの。

イタリアの建築家レンゾ。ピアノ氏設計の橋。周囲の自然に調和するデザインが見事。

有明海に浮かぶ大矢野島と天草上島の間にある島々。九州本土と天草諸島は５つの橋で結ばれ、路上からの海景色が楽しめる。

標高９３６ｍで、阿蘇五岳からくじゅう連山まで３６０度のパノラマを一望できる。秋から冬にかけて、条件が合えば雲海が見られることも。

北外輪山にある展望所。阿蘇山の雄大なカルデラと草原地帯の大パノラマは壮観。

夏は大草原に牛や馬が放牧される牧歌的な風景が、冬は雪で覆われた白銀の世界が広がり、季節によって異なった景色を見せてくれる。

海岸が遠浅で船を港につけられないため、干潮時に船と港との間を行き来するための道。漁業者専用なので一般の人は渡ることができない。

日本の渚百選や日本の夕陽百選に選ばれている。有明海は干満の差が大きく、条件が合えば芸術的な干潟を見ることができる。

広葉樹の森を縫うように流れる大小の瀬と滝。真夏の８月ごろは、渓谷にふりそそぐ太陽が無数の筋をつくり出す光芒が現れる。夏でも平均気温が１３度と低く、清涼な空気に包まれる。滝のそばには虹が現れることも。